ここは妻の、趣味のお部屋です。趣味って言っても、たいした趣味はないのですが。ま、自己紹介なんぞしつつ、つらつら思うとこ、書いて行けたらな、と思っています。

妻の趣味・それは読書
妻の趣味、それは地味なんですが、読書です。大学は日本文学科を卒業してますから、ほんとに本好きです。でも、漱石とか、そういう硬い本はダメなの。昔から好きだったのは、林 真理子さんでした。彼女の本にでてくる女性は、強く、したたかで、美しい。なによりその女の汚さが、魅力的です。私が会社にいた時代、疲れたときはよく読んでました。勇気、でてくるなぁ、って感じですかね。
さらに、私は通勤時間はかならず本を読むって決めてました。でも、通勤時間に読む本は、あまり考え込むような本だと進みが悪く、朝っぱらからつらいので、簡単で読み進むのが速い、ぐいぐい惹きこまれるような本を読んでました。ジャンルで言うと、推理小説とか。というわけで、そんなときにオススメなのが、篠田節子さん。『女たちのジハード』で、直木賞とった小説家ですね。『女たちのジハード』は、どっちかっていうと疲れたときに読んで、心慰める系ですが、他の小説に関してはミステリー色がつよくて、惹きこまれます。とまりません。面白いです。
で、休日は、ゆっくり考えながら、「ふ、深けえ・・・・」 って感じの本を読みたいものです。そんなときは、やっぱり卒論で研究した、遠藤 周作が良いです。深い本って言うのは、何度読んでも新鮮に感じるもので、なぜなら、いろんな発見があるからです。こことここがつながって、こことここもつながって。。。なんて思うところ、難しい推理小説を読んでいるような面白さもあり、人生や宗教について、考えるところもあり。。。。頭を刺激する、すてきな読み物です。

と、言うわけで、最近読んだ、ご本のこーなー

群 ようこ「ヤマダ一家の辛抱(上)(下)」
 ヤマダさんちのお父さんは、社長秘書。奥さんは、雑誌編集者、お子様は女の子が二人高校生。 そんなヤマダ一家の一人一人の日常を描いた人間ドラマ。    
 おもしろかったです。テレビでもやっていたと思うのですが、それもきっと面白かったんだろうな。群ようこさんの小説は、いつも表現が面白くて笑ってしまいます。これも読んだのは新婚旅行の飛行機の中だったんですが、まわりが電気を消して寝ている中、「・・・・く、くくくっ・・!!」ついつい笑ってしまいました。新婚旅行の飛行機の中だったからまだいいのですが、だから群ようこさんの小説は、電車の中で読めないのです。 
 
 
番外編

読書、なんてえらそうなこといっている私ですが、そんな私がこの世で一番オススメする本、それは、ある漫画家さんの、シリーズ化されている漫画です。それは、田村 由美さん(『BASARA』を描いた方ですね)の描いた、龍三郎君シリーズと言われているもの。
・ボクが泥棒になった理由  ・ボクが天使を産んだ理由  ・ボクがボクを忘れた理由
・ボクがサンタに会った理由  ・ボクがゴミを捨てた理由  ・ボクがCDになった理由
(別コミ フラワーコミックス)
の6冊があります。この6冊は、本当に、純粋な意味で、泣けます。主人公龍三郎君は小学生で、感じとしてはドラえもんみたいなお友達物語なのですが、ファンタジーの要素も入っていて、忘れかけていた純粋な気持ち、(ものは大切に使う、とか、友達は大事にする、とか、勇気を出して正しいことをする、とか)を思い出して、最近の自分を反省したりします。久しぶりに読んじゃった、走れメロス、みたいな感じなのかな?自分に子どもが出来たら、絶対読ませなきゃ、と思って、ただの漫画なんだけど、大事に、大事に、取ってあります。ほんとにいいんだよ。興味がある方、ぜひぜひ、読んでみてくださいな。


 最後に、妻、自己紹介
  
   妻 ・ だんなには「ひんこ」とよばれます。「ひんこのひんはビンボーの貧〜♪」だそう・・・。
  年齢は、満2?歳
  血液型 は、O型
  趣味は、読書・おしゃべり・買い物。
  大学時代 は、大学再実行委員、大学祭に燃えた
  高校時代 は、生徒会長・演劇部・文芸部・剣道部マネ、生徒会に燃えた。
  中学時代は、吹奏楽部(クラリネット・バスクラリネット)、恋に燃えた。
  小学時代 は、器楽部(トランペット)、いじめられへこんだ。
  幼稚園は、 お昼ね出来ない子だった。
  だんなのことは・・・・・・
        ・けっこう知ったかぶりするやつだと思っている。
        ・よく寝る動物だと思っている。
        ・私がいないと生きていけないと認識している。
       
妻の小部屋